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コピーできない文字列をコピーするツール「COPIT」  No.13
コピーできない文字列をコピーするツール「COPIT」


 起動しているソフトのウインドウタイトルや、各ソフトのバージョン表示の部分など、ふつうの状態ではコピー(CTRL+Cによる、クリップボードへのコピー)を実行できないような場所に書いてある情報を、コピーできれば便利なのにと感じたことはありませんか?
 このツールの作者は、こんな経験をすることがあったために、COPITを作成したようです。

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ソフトウェアのバージョン情報ダイアログにホームページのURLなどが表示されたのでマウスでドラッグしてコピーしようと思ったら出来なかった・・・・
こんな歯痒い経験をされた方は多いと思います。
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 1. 入手法方
 「コピーできない文字列をコピー "コピット!"」は、Umechan-do氏が作成されたフリーウエアで、下記のホームページから入手することができます。
http://www.umechando.com/


 2. インストール方法
 ホームページ等から入手したコピット(COPIT)は、LHAにより圧縮されていますので、解凍ソフトを準備しておいてください。

 (1) ホルダの作成
コピットをインストールするためのホルダを作成します。
たとえば、Program Files\Copit
のようなホルダを、マイコンピュータやEXPLORER等で作成してください。
もちろん、MYFILEでホルダの作成をやっていただいてもかまいません。

 (2) COPITの解凍
入手したコピットを、先ほど作成したホルダに解凍します。
MYFILEで解凍作業を実行する場合は、
「ALTキー」でメニューを開き、ファイル→ツール→解凍を選択するか、
「CTRL+Uキー」で、ファイルの解凍を実行してください。

*** ファイルの圧縮と解凍
 WHFやMAMEFILE、そして、MYFILEもそうですが、ファイルの圧縮や解凍を実行するには、各種DLL(ダイナミック・リンク・ライブラリー)が必要です。
 MYFILEで圧縮や解凍を実行するためには、下記のDLLが必要です。また、下記のDLLは、MYFILEが使用するだけでなく、各種圧縮ソフトや解凍ソフトが使用している場合が多くあります。
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UNLHA32.DLL
UNZIP32.DLL
ZIP32J.DLL
IZIP32J.DLL
SFX32GUI.DAT
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 圧縮や解凍に必要な各種DLLは、下記のホームページから入手することができます。

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統合アーカイバ・プロジェクト
http://www.csdinc.co.jp/archiver/main.html
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 まだ、これらのDLLをインストールしていない方は、上記ページから必要なものを入手し、インストールしておくことをお勧めします。

 (3) ショートカットの作成
解凍してできた、COPIT.EXEのショートカットを作成し、スタートメニューに登録します。これで、コピット(COPIT)のインストールは完了です。


 3. 使ってみよう
 「コピーできない文字列をコピーするツール」といわれても、実際に使用してみないと、どんなツールか、よく解らないと思いますので、コピットのインストールが終了したら、早速使用してみましょう。
 コピットを起動すると、下記のようなウインドウが開きます。

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コピット!の リストボックス 選択 デスクトップ

ウィンドウ再検索の プッシュボタン 確認 R
コピーの プッシュボタン 確認 C
ファイルに保存の プッシュボタン 確認 F
終 了の プッシュボタン 確認 X
自動再検索の チェックボックス 切替 チェック A
常に手前に表示の チェックボックス 切替 チェック ナシ B
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 (1) リストボックス
 「コピット!の リストボックス」には、コピットを起動した時点で取得可能なウインドウの一覧が表示されています。
 このリストボックスで、目的のウインドウを選択するには、通常のリストボックス(リストビュー)同様、「上下のカーソルキー」を使用します。

 コピットが取得できる文字列には、下記のようなものがあります。

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ウインドウタイトル
ダイアログ上の文字列
ボタン上の文字
テキストボックス内の文字列
リストボックス内の選択行の文字列(選択されていない場合はリスト先頭の文字列)
ステータスバーの左端の文字列
MDI子ウインドウのタイトル(時にはその中味も)
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 多くの文字列を取得することができますので、いろんな環境で、コピットを試してみてください。

 (2) 再検索
 「ウィンドウ再検索の プッシュボタン」は、通常使用する必要はないと思います。
コピットはアクティブになる度に、起動中のウインドウが再検索され、直前にアクティブだったウインドウが、リストボックスの一番上に来るように作成されています。

 (3) コピー
 「コピーの プッシュボタン」は、文字通り、リストボックスで選択したウインドウの内容を、クリップボードにコピーするための機能です。

 (4) ファイルに保存
 「ファイルに保存の プッシュボタン」を選択すると、リストボックスで選択したウインドウの内容を、ファイルに保存することができます。
 ファイル名を入力するためのウインドウが開きますので、適当なファイル名を入力してください。デフォルトでは、"Sample.txt"になっています。

 (5) 終了
 「終 了の プッシュボタン」は、文字通り、コピットを終了させるためのボタンです。「ALTキー」でメニューを開き、「終了」を選択しても終了することができます。

 (6) 自動再検索
 「自動再検索の チェックボックス」にチェックを入れておくと、
現在開いているウィンドウを自動的に検索してくれます。
ウィンドウを再検索する手間が省けますので、便利かもしれません。

 (7) つねに手前に表示
 「常に手前に表示の チェックボックス」は、何も説明する必要はないでしょう。タスク切り替えがめんどうだという方には便利な機能かもしれません。
 「常に手前に表示の チェックボックス」にチェックを入れた方が使いやすいか、それとも、チェックを入れない方が使いやすいか、実際に試してみて、使いやすい方を設定してください。


 4. 実際に使ってみよう
 それでは、Copitを実際に起動して、使用してみましょう。
まずは、スタートメニューを開き、インストール時に作成したショートカットを選択し、Copitを起動してください。
次に、Copitを試してみるために、myfileを起動してみましょう。
 myfileが起動したら、「Alt+Tabキー」を押し、Copitがアクティブになるように、タスクを切り替えてください。
 「コピット!の リストボックス」では、上下のカーソルキーを使用し、「Myfile 」を選択します。
 次に、「コピーの プッシュボタン 確認 C」に移動し、「Enterキー」を押してみてください。
 使用しているパソコンの環境によっても違いますが、下記のような内容を取得することができます。

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∇ ウィンドウ タイトル ∇
Myfile

∇ メニュー項目 ∇
ファイル(&F)
編集(&E)
移る(&J)
読み(&R)
ディスク(&D)
ツール(&T)
表示(&V)
環境(&M)
ヘルプ(&H)

∇ 見えているリストビュー項目 ∇
《名前》Aドライブ
《種類》3.5 インチ FD

《名前》Cドライブ
《サイズ》74.52GB(70.85GB)
《種類》ローカル ディスク

《名前》Dドライブ
《サイズ》57.26GB(51.21GB)
《種類》ローカル ディスク

《名前》Eドライブ
《種類》DVD ドライブ

《名前》Fドライブ
《種類》CD ドライブ

∇ ステータスバー ∇
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 上記のような内容を取得することができます。

 Copitを使用することにより、何が便利になるのかですが、
「エラーメッセージの内容」、
「各種ソフトウエアのバージョン情報」、
「場合によっては、スクリーンリーダーでは読んでくれない、ウインドウの内容」などを、性格に知ることができるようになります。
 これらの情報を性格に伝えることができれば、パソコンやソフトウエアの使用方法を尋ねる際にも、非常に役に立つはずです。
 その他にも、Windowsの画面構成を理解するのにも役に立つでしょうし、いろんな使い方ができると思いますので、自分なりの使い方を考えてみてください。


 5. 最後に
 コピットは、マニュアルによると、95READER対応ということになっていますが、VDMW上でも、全く問題なく使用することが可能です。
 普段から使用しているソフトのウインドウタイトルやデスクトップ(プログラムマネージャーのリストビュー)、シェアウエアから出力されるメッセージやコントロールパネルの表示など、クリップボードにコピーできたら便利なのにと思うようなところは沢山あると思います。そんなときには、コピットが皆さんのお役に立つはずですので、ぜひ、使用してみてください。
2003/10/19



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